◆公示価格の公開は物件価格が妥当であるかどうかの判断指標を示す目的で公開されている
不動産はその名のとおり、動かない動産。頻繁に売買されにくい性質をもつ資産です。
不動産は資産そのものの金額も高額であることから当然と言えば当然ですが、価格の不透明さが市場の動きを鈍らせる要因となっているのも事実です。
株式などの有価証券の場合は、市場の相場内で定められた金額での売買が可能です。
有価証券は大きな相場の動向があるものの明確に金額が提示されていると言う点が活発に売買されている要因でもあるのです。
対して、不動産は一応の相場はあるものの、売る側の状況や思惑、また物件に対する個人的な思いなど複数の要因が絡みあって金額が変化します。
わかり安い例で考えると、例えば同一地域でほぼ同条件の物件であっても、売り急いでいる売主であれば金額の提示が相場より安く提示される事もあれば、売る気のほとんどない売主であれば、相場より高額で設定してくる事もありえるということです。
しかし素人目ではこれらの売主が提示する物件価格が妥当であるかどうかの判断を下す事は非常に難しいことです。
その為、指標となる数値を公表し、土地の指標価格として公示価格を公開しているのです。